花垣を造るひと
日本酒は日本の伝統文化です。日本酒は長い歴史の中で発展してきました。最大の特徴は「うまみ」です。
料理と酒の相性は抜群です。冷でも燗でも楽しめます。このすばらしい味わいと卓越した醸造技術を継承し、おいしい日本酒を造り続けていきたいと考えています。
私たちは、手造りで目の届く量を丁寧に醸しています。
原材料にこだわり、醸造方法にこだわっています。
小さな蔵ですが、大きな夢を持っています。それは「日本酒といえば花垣」といわれることです。
私たちは今後「酒のうまさ」を次世代に伝えていきたいと願っています。
株式会社南部酒造場
蔵元 南部隆保
「ありがとう」、今日もこの言葉から始まります。
良い水・米、大地の恵みに感謝。そして、花垣を飲んでいただいているお客様に感謝。我々造り手はお客様の笑顔にどれだけ励まされるかしれません。
長い造りの間、一つ屋根の下寝食を共にし、同じ目的のために頑張っている仲間にも感謝。
最後に、ズルを決して許してくれないお酒の神様に感謝です。
「ありがとう」今日もこの言葉で終わります。
株式会社南部酒造場
頭 柏倉 崇
人間の感情、それは主に「喜怒哀楽」で表現されるものです。
喜び、怒り、悲しみ、楽しみ・・・。
日本酒というのは、喜怒哀楽に寄り添う、というものと言えるのではないでしょうか。
うれしい事があった時にはその喜びを共に分かち合い、悲しい事が会ったに時にはその涙を拭うように寄り添い、許せないような怒りを感じたときにはやさしくなだめ、楽しいときには共に花開かせる、きっとそんな存在だと思います。
それが物言わぬ存在だとしても、冬の厳しい寒さを耐えしのぎ、苦楽を共にしてきた蔵人たちの思いを受け、そして伝える役目を持っているのではないでしょうか。
私たちが仕込む「花垣」。それがそんな存在である、と思ってくださるのであれば、これほど造り手冥利に尽きることはありません。
株式会社南部酒造場
竹村亮度
R5BY蔵人たちです。今期より新体制となり、常務の南部拓也(前列右端)が杜氏に就任いたしました。
秋から寒さ厳しい冬を越して春・・・
蔵元の統率のもと、杜氏・蔵人が酒蔵で寝食をともにして、酒造りに励んでおります。
花垣の社員たちです。(製造製品課、営業企画課、総務課)
それぞれの仕事を通じて、物言わぬ相手に、そしてお客さまに真摯に向き合うことを信条としております。
社員全員、きき酒師を取得しております。
私たちの誇り、そして酒蔵としての心意気です。