【社外活動】初夏の平家平にて作業報告
当社の創醸110週年を記念し、私たちは酒造りに欠かせない大野の水環境を守っていくことを宣言してから、今年で5年目を迎えました。
大野市の山奥にあり、湧き水の水源の一つになっているブナの森「平家平」。ここでブナの木の植樹やお世話をし、ブナの森を守る活動をされている団体「平家平を愛する会」(大野市森林組合内)に、花垣では社員全員が加入し活動を行っています。
6月12日(日)、平家平で今年初めての作業が行われました。
平家平はハイキングスポットとして人気が高まっていることもあり、今回の参加者は始まって以来最多の55名!
今まででで一番車の数も多くなり、山肌に見事な数珠繋ぎ(笑)
集合場所の大野市役所からこのエリアまで、車で約1時間ほど。観光客の増加にともない、訪れるたびにアスファルトの舗装が伸びていますが、尋常な揺れを感じる山道も健在。
森林組合さん、運転の腕の見せ所です!
最初の作業は、小枝を拾って大きな木の根本に集めること。
集められた小枝は朽ちて、木の栄養になるそうです。
この日は、公共放送局の取材も来ていました。
草刈りの音などを集めたり、苗床の作業などを取材されていました。
移動した次のエリアは、たくさんのブナの木が植樹された場所。
周りに草が生い茂って、小さく成長したブナの木がどれかわからなくなるため、ブナの木にはピンクのリボンで印がつけてありました。
このピンクリボンを目印に、ブナの木に傷をつけないよう注意して草を刈っていきます。
花垣社員が植樹したところには木の杭が打ってあり、どの人が植えたものかわかるようにしてあります。
しかしながら、杭が朽ちていたり倒れていたりしていたので、森林組合の方に打ち直ししていただきました。
植樹から5年。ブナの木はすくすくと育っています。
作業の後は今年度の総会が開かれ、その後おのおので準備したお弁当でお昼ごはんとなりました。
毎回のようにBBQも用意され、大野の名物「とんちゃん」も登場!
この青々とした森の中で、マイナスイオンを全身に浴びながら取る昼食は、作業の疲れも吹き飛ぶ瞬間です!
参加者の方と話をしましたら、大野市以外から参加される方が多くてビックリしました。
皆さま山が大好きで、この年に3回ほどの作業を楽しみにしていらっしゃるとのこと。
このような活動をされる方が一人でも増えていくといいなと思いました。
平家平での作業体験に興味のある方は、下記「平家平を愛する会」へお問い合わせください。
http://arasimadake.plala.jp/heikedaira/heikedaira.htm
<文責・田中>
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