【メディア掲載】地元メディアにご紹介いただきました![循環型酒米プロジェクト]

この春当社は、地域資源を最大限に活かす新しいチャレンジをはじめます。
それは、酒粕を肥料に活用した「循環型酒米プロジェクト」!
地元で有機栽培に取り組む農家グループとともに、持続可能な循環型の酒造りを目指します。

具体的には、酒米を使った酒造りの副産物「酒粕」を肥料として田んぼに戻し、次の米作りに活かすという“地産地還”の取り組みです。
当社では、10年前から地元の農家グループに酒米作りをお願いしています。安全で美味しい米づくりに熱心に取り組まれている彼らは、酒造りの副産物である「酒粕」の成分が稲の健やかな生育に寄与し、土壌の栄養を豊かに保つ肥料となる可能性に着目していました。当社では、「酒粕」を使ってオリジナルのなら漬けを作ったり、県外へ販売するなどしていましたが、それでも大量に出てくるこの栄養価値の高い「酒粕」を廃棄することなく、有効活用できたらと常々考えていました。その思いが一致し、今回のプロジェクト発足につながりました。すべてを余すことなく地域で循環させる仕組みを作り、地元の土に還るかたちで酒粕の命をつなぎ、環境面と地域経済の両面での持続可能性を高めていけたらという壮大な目標に向かって頑張ります。

去る4/19(土)、プロジェクトの第一歩として、酒粕を田んぼに撒く作業が行われました。その様子は地元テレビ局と地元紙が大々的に紹介してくださいました。

FBC福井放送(4/22放映)
「酒米の田んぼに酒かす たんぱく質やアミノ酸が豊富 新たな肥料に、廃棄予定のものを有効利用 大野市・老舗酒蔵の挑戦」

Yahoo!ニュースにも転載されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/58f15382e40e4e9b5fcedc063da7f1ff313ded70

 

本日4/24付の福井新聞では、このように取り上げてくださいました。

 

新聞にもありますように、当社では今後、この「酒粕を撒いた田んぼ」で育った酒米を使った酒造りを検討しています。
環境への配慮と、持続可能な酒造り。その両立を見据えながら行う当社の挑戦を温かく見守っていただきながら、出来上がりのお酒を楽しみにお待ちいただけたら幸いです。

 

<文責・田中>

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