昨日洗った米を蒸します。
蒸きょう時間は約１時間です。
今日は20キロと量も少ないので、蒸すのが大変です。
当蔵では「抜け掛け」と呼ばれる方法で張り込みます。
蒸気が甑の中で抜けていくのに合わせて順に米を張りこんでいく手間のかかる方法です。
通常は、前日の内に次の日蒸す米を全部甑の中に張りこんでしまう方法をとります。
今回は一種類の米を少量蒸すだけですから、「抜け掛け」も何もありませんが・・・

たまには、私も登場いたします。左の方に光っているのは杜氏の頭です（笑）
やけどしないよう真剣勝負です。

真剣な眼差しの杜氏です。長靴に描かれているトレードマークにお気づきのかたはいらっしゃいますでしょうか？
蒸しあがった米を「す」の上で冷やします。
適温まで冷えましたら、麹室へ引き込みます。
＜文責　柏倉＞